フリーランス　イラストレーター松浦シオリさん

イラストレーション専攻本校第46期卒業

デジタル制作での美人画を得意とし、主に書籍装画、広告の分野で活動中。
【主な実績】奥田英朗著『ナオミとカナコ』、澤地久枝著『14歳〈フォーティーン〉満州開拓村からの帰還』（集英社）。
【主な受賞歴】13年ペーターズギャラリーコンペ鈴木成一賞、同年ターナーアワード優秀賞等。

インタビュー

Q.今のお仕事をめざしたきっかけやタイミングについて教えてください。

タイミングは高校2年生の頃です。地元の書店で偶然見かけた画集に〈仕事で描いた絵〉についての項目があり、それによってイラストレーターという職業の存在を知ったことが大きな転機でした。
イラストを描くことは好きでも知識があまりなかった私にとっては当時それが青天の霹靂で、そして自然と「私もこういう仕事がしたい」と思い始めたことを覚えています。

Q.今に活きているbisenでの学びについて教えてください。

今振り返ると1年生で始めに習う基礎的な内容から全てが今に活きていると感じています。
その時に習った色彩や構図については現在自分のイラストの強みにもなっています。
また授業で知識や技術面を学ぶことはもちろん、イラストレーターやデザイナーとして活躍する講師方がプロとしての心構えを教えてくれることも多く、そういったことも全て今に繋がっています。