デザイン系以外の道を選んだ方の大きな要因の1つとして、「もっと堅実な道を選んだ方が良い」という決断があったのではないでしょうか?
デザインは趣味の分野と思われがちですが、調理師や美容師などと同じく、専門知識とスキルを習得した専門職です。
デザイナーにはデザインソフトを操作する以外に、デザインを理解し、クライアントの要望に応えられるデザイン能力が求められます。
多くの人はデザイン系の企業に就職し、月給で働くサラリーマンなので、堅実な道の1つと言えます。
仕事内容が、制作・企画・設計などのクリエイティブ系なので、ものづくりを仕事にしたい人には適職です。
就職した先で働き続けることもできますし、手に職があるのでいずれはフリーランスとして独立や起業することもできます。
女性も結婚・出産・子育て後に復職しやすいのが特徴です。
働きながらオリジナル作品の制作を続けて、コンペで実績を積み作家になる方、個展やグループ展で作品を発表する方も多いです。
「デザインを学ぶなら、大学も専門も同じでは?」と思う方も多いですが、デザイン分野においては大きな違いがあります。
また、「こんなことをしたかったんじゃない…」という入学後のミスマッチを防ぐためにも、進路を検討する上で重要なポイントがあります。
bisenと大学、それぞれの個性や特色を比べながら、本校で学ぶことのメリットをご紹介します。
大学
入学に必要な費用は?卒業までに合計いくらかかるのか?こちらも重要なポイントです。
初年度納入金
上記は全国の4年制芸術系私立大学の平均学費と比較したものです。
※参考資料:文部科学省「令和5年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額の調査結果について」より
卒業までにかかる費用
大学が4年制なのに対し、bisenは2年制です。総合的な学費にも上記のように大きな差が生まれます。bisenでは1日に高校の6時間授業と同じ時間分、月~金までの週5日授業を行います。そして、そのほとんどがデザインの授業です。
は
「職業実践専門課程」認定校です
就職に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的として、専門分野の実務に関する知識・技術について組織的な教育を行う専修学校の専門課程を、「職業実践専門課程」として文部科学大臣が認定し、奨励しています。bisenは2014年度に昼間部の全学科が「職業実践専門課程」として認定を受けました。
本校では、昼間部8専攻・夜間部6専攻、それぞれ特色の違う専門カリキュラムが組まれています。
目指す職種、習得したいスキル、本人の状況などに応じて、昼間部と夜間部を選択できます。
昼間部(職業実践専門課程) | 夜間部(一般課程) | |
---|---|---|
授業日 | 月~金の週5日 | 月・水・金の週3日 |
授業時間 | 9:30〜15:40 | 18:30〜21:30 |
1週間の教科目数 | 10教科(1日に2教科学ぶ) | 3教科(1日に1教科学ぶ) |
授業の特徴 | どの教科も基礎から始めるため、デザイン未経験でも安心して学ぶことができる。授業数が多く、実習課題のバリエーションも多い。 また、校外学習や企業連携、資格・検定対策、コンテストへの応募など、視野を広げ、実践的に取り組む。 |
どの専攻も入学後4月~9月までは基礎的なデザイン力、描画力、デザインに必要なコンピュータースキルを学ぶ。 各専攻の専門科目は10月から、実習課題を中心に実践的に習得。授業がない火・木も学校の設備を利用でき、自習として主体的に取り組むことができる。 |
就職支援 | 各クラス担任、および就職課職員による就職サポート。 求人票の約9割はデザイン系専門職。インターンシップ制度も利用可能。 |
総合デザイン造形科(夜間部)の科長と就職課職員による就職サポートがあり、昼間部と同じ就職支援が受けることができる。夜間部の就職率100%(2022年度実績) |
それぞれのメリット | 卒業時に「専門士」の称号が付与される。 | 昼間の生活を変えず、夜にデザインを学ぶことができる。 |
日本学生支援機構の奨学金制度が使える。 (高校卒業後2年までは出身高校で予約可) |
大学に通いながら、仕事を続けながら、アルバイトで学費を稼ぎながら通学が可能。車通学ができる。 | |
新入生歓迎会・学校祭・体育祭・ヨーロッパ研修旅行(希望者)・交換留学(審査の上選出)・卒業制作展など、行事も盛り沢山の学生生活を送ることができる。 | 夜間生の行事は、新入生歓迎会・学校祭(希望者)・ヨーロッパ研修旅行(希望者)・卒業制作展。 |